[書評] だれでもレイアウトデザインができる本 増補改訂版
最近プログラムよりもプレゼン資料や、販促資料を作ることが多くなり、印刷物のプロフェッショナルな作り方に興味を持っています。
ITエンジニアがこの技術を身につけるのはなかなか難しく、
アイデアやセンスももちろん重要ですが、印刷物特有のルールや用語などわからないことが多いです。
周りに聞いても誰も知らないですし・・・
本屋で徘徊していたら、こんな興味をそそる本を見つけました。
だれでもレイアウトデザインができる本 増補改訂版
●内容紹介 大評判!他に例を見ない、「勉強はしない」「理屈は要らない」「難しいことは考えない」が コンセプトのレイアウトデザインの解説本が、大幅に内容をボリュームアップして新登場! ・「理論」は説明しません。「この場合は△mmにする」「こうしたいときはこうする」「こうなってしまうので◎△×しない」と いったように、具体的な値や方法を提示します。 ・本書に書いてある通りにデザインすれば、プロのデザイナーでなくてもさまざまなドキュメントを あっという間にきれいにデザインできます。 ・レイアウトの基本に始まり、文字、写真やイラスト、グラフや表、配色にいたるまで、 さまざまなデザインの要素について、必要最小限の「決まりごと」だけだから「わかりやすい!」 |
印刷物を作る上での決まりごとや見栄えの良いレイアウトについて、素人でも分かりやすく教えてくれます。
図が多く、とても見やすいです。
普段、illustratorを使っていても最初の設定をどうしたら良いのかよく分かっていないのですが、
この本を見れば「あぁそういうことか!」と納得できることがたくさんあります。
もう少し内容にボリュームがあると嬉しいですが、導入にはこれくらいの厚みのほうが読む気になるとは思います。辞書みたいだったらきっと手に取らないと思いますし。
さらに詳しいちょっと上級版があったら嬉しいです。
本のタイトルの通り、「だれでも」は大げさですが、ルールに従ってレイアウトするだけで、
確かにそれっぽい印刷物が出来上がります。
読み物としても、手元において必要なときに調べるものとしても使えます。
オススメです。
この考え方は、ユーザーインタフェースのレイアウトにも応用できるかもしれません。
同じシリーズでWebデザインのものもありました。
だれでもWebデザインができる本 ―レイアウト・文字・画像・配色、センスアップのコツ―
・他に例を見ない、「勉強はしない」「理屈は要らない」「難しいことは考えない」がコンセプトのWebデザインの解説本です。 ・HTMLやCSSのソースコードは出てきません。「理論」も説明しません。 その代わり「この場合は~px(ピクセル)にする」「こうしたいときは~する」「こうなってしまうので~しない」といったように、 具体的な値や方法、例を提示します。・レイアウトの基本に始まり、文字や画像の扱い方、配色にいたるまで、 さまざまなWebデザインの要素について、必要最小限の「決まりごと」だけだから「わかりやすい!」 ・姉妹誌『だれでもレイアウトデザインができる本』も好評発売中です! |
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