プロプログラマ

プログラマーを職業としてます。 Flex,Air,C#,Oracle,HTML+JSの言語ノウハウを中心に情報発信していきます

Excelをそれぞれ独立したウィンドウで開く方法

Excelは通常、複数のファイルを開いてもプログラムは1つしかなく、
編集するファイルを切り替えるには、ウィンドウの切り替えを行う必要があります。
同時に2つのブックを表示できないので、片方を見ながら編集したいような場合、とっても不便です。
Wordは複数ウィンドウで開くのになんでですかね。

それぞれを独立したウィンドウで開く方法もあるのですが、少し面倒かつ、ちょっと危険です。

↓に書いてある意味がわかる方のみチャレンジしてください。
間違えて、OSが起動しないような状態になっても、保証できません。

(1) レジストリエディタを起動する。

(2) HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\Excel.Sheet.12\shell を表示する。

(3) shellを右クリックしてメニューから[新規 – キー]を選択する。

(4) 作成されたキーに分かりやすい名前を付けます。例えば、”別ウィンドウで開く(&W)”などとする。

(5) [別ウィンドウで開く(&W)]を選択して、右側の”(既定)”をダブルクリックし、値に”別ウィンドウで開く(&W)”と入力して、OKを押す。

(6) 左側の[別ウィンドウで開く(&W)]を右クリックし、メニューから[新規 – キー]を選択する。

(7) 新しいキー名を “command”という名前にする。

(8) [別ウィンドウで開く(&W)- commmand]を選択して、右側の”(既定)”をダブルクリックし、値を以下のようにする。

この例は、Office2010 32bitの場合です。 64bitOSやOffice2007以前では、パスが若干違うと思いますので、
実際に開いてみてEXCEL.EXEがあるかを確認してください。
“C:\Program Files\Microsoft Office\Office14\EXCEL.EXE” “%1” /dde

(9)以上の設定が終わったら、既存のExcelファイルを右クリックし、追加された「別ウィンドウで開く」を選択して下さい。
別ウィンドウで複数のExcelファイルが開けば成功です。

なお、この設定では拡張子が、”xlsx”のファイルに対してのみ有効です。
古い”xls”に関しても行う場合は、同様の作業を、”HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\Excel.Sheet.8\shell”に対して行う必要があります。
それ以外にもマクロ付きファイルやテンプレートファイルなど、拡張子ごとに設定が必要になります。

 

こうすることで、かなり便利になります。
常にこの状態で開きたい場合は、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\Excel.Sheet.12\shell の”(既定)”の値を “Open”から”別ウィンドウで開く(&W)”に変更すればOKです。
様子を見ながら変えてみてください。

別ウィンドウで開く場合の弊害としては、
シートのコピー/移動に他のブックを選べなくなります。
それぞれが独立するためです。
制限される部分も出てきますので、注意してください。

 

 

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