[Access2010] ナビゲーションウィンドウを隠す
Accessを起動した際には、通常ナビゲーションウィンドウが表示されます。
作成中はないと困るものですが、完成したものを他の人に使って貰う場合には、
余計な操作をされないためにも隠しておきたいところです。
初期表示で表示させないようにするには、
ファイル–オプション–カレントデータベース–ナビゲーションウィンドウを表示するチェックをオフにすれば、表示されなくなります。
ただし、VBAでエクセルのインポート処理などを呼び出したりすると、
ふとナビゲーションウィンドウが表示されてしまうタイミングに遭遇します。
VBAを使ってナビゲーションウィンドウを非表示にしたい場合は、以下の様なコマンドを実行します。
Sub HideNavigationPane() DoCmd.NavigateTo "acNavigationCategoryObjectType", "" DoCmd.RunCommand acCmdWindowHide End Sub
この場合は、ナビゲーションウィンドウそのものが完全に非表示になり、再度表示させるためには、
プログラムから表示させるか、ショートカットキーを使う必要があります。
プログラムから表示させる場合は、以下の様なコマンドです。
Sub ShowNavigationPane() DoCmd.NavigateTo "acNavigationCategoryObjectType", "" DoCmd.RunCommand acCmdWindowShow End Sub
隠している場合にわざわざ表示させる場面はあまりないと思いますが…
普段はナビゲーションウィンドウは不要だけど、たまに使いたい時があるような場合は、
完全に消すのではなく、最小化状態にしておいたほうが使い勝手は良いです。
Sub MinimuizeNavigationPane() DoCmd.NavigateTo "acNavigationCategoryObjectType", "" DoCmd.RunCommand acCmdDocMinimize End Sub
最小化しておけば、クリックするだけで再度ナビゲーションウィンドウを表示させることができます。
完全なアプリケーションとして提供する場合は、ナビゲーションウィンドウは完全に隠したほうが良いのですが、
ちょっとした開発補助ツール的に使うような場合は、必要に応じてウィンドウが使える状態にしておいたほうが勝手がいいです。
ショートカットキーF11で表示されることを覚えておけば良いのですけどね。
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