コマンドプロンプトでレジストリの値を参照する
レジストリの値を調べる場合は普通regeditを使うと思いますが、コマンドから簡単にレジストリの値を検索することができます。
reg.exeというコマンドです。
値を参照する場合は、regの後ろにqueryを書き、その後ろにレジストリのキーを指定します。
例えば、コマンドプロンプトで、
reg query "HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop\Colors"
とすると、
HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop\Colors
ActiveBorder REG_SZ 212 208 200
ActiveTitle REG_SZ 10 36 106
AppWorkSpace REG_SZ 128 128 128
ButtonAlternateFace REG_SZ 181 181 181
ButtonDkShadow REG_SZ 64 64 64
ButtonFace REG_SZ 212 208 200
ButtonHiLight REG_SZ 255 255 255
ButtonLight REG_SZ 212 208 200
ButtonShadow REG_SZ 128 128 128
ButtonText REG_SZ 0 0 0
GradientActiveTitle REG_SZ 166 202 240
GradientInactiveTitle REG_SZ 192 192 192
GrayText REG_SZ 128 128 128
Hilight REG_SZ 10 36 106
HilightText REG_SZ 255 255 255
HotTrackingColor REG_SZ 0 0 128
InactiveBorder REG_SZ 212 208 200
InactiveTitle REG_SZ 128 128 128
InactiveTitleText REG_SZ 212 208 200
InfoText REG_SZ 0 0 0
InfoWindow REG_SZ 255 255 255
Menu REG_SZ 212 208 200
MenuText REG_SZ 0 0 0
Scrollbar REG_SZ 212 208 200
TitleText REG_SZ 255 255 255
Window REG_SZ 255 255 255
WindowFrame REG_SZ 0 0 0
WindowText REG_SZ 0 0 0
のような感じで、一覧が表示されます。
とても簡単です。
予めレジストリのキーが分かっている場合は、この方が早いかもしれません。
再帰的にサブキーの中まで探したり、キーだけ値だけの検索など、オプション指定も可能です。
なお、このreg.exeプログラムですが、レジストリの参照だけでなく、regedit.exeで行えるキーの追加や変更削除などの一連の操作も可能です。
ただし、GUIがない中で、コマンドでレジストリを変更するのはとても危険な行為なので、十分注意した上で行う必要があります。
バッチプログラムでいつも決まったレジストリ値を変更する必要があるような場合にはとても便利に使えると思います。
reg queryであれば参照だけで危険はありませんので、一度お試しあれ。
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