Adobe AIRがいつの間にかHARMANという会社にまるごと移管されていた話
Flashサポートが2020年に終わるというニュースが最初に出たときに、AIRは終わらないというのを見てからずっと放置してました。
先程、ふとAIRのロードマップってどうなったんだろうと、調べてみたところ、
2019年6月あたりに大きな動きがあったようです。
Adobe AIRの全てはサムスンのグループ企業であるHARMANという会社に全て渡って、今後はこの会社がサポートしていくのだとか。
Adobeはv32という古いバージョンのみ、2020年末迄サポートするということです。
そのうち、Adobe AIRという名前はなくなるんですね。
Adobeは結局Flashに関わる資産を全て手放してしまうってことでしょうか。
AdobeとかGoogleは切り替えが早い。ズルズル対応してくれてるのはMicrosoftくらいなものです。
HARMANという会社をよく知りませんが、以前からAIRに関わってたみたいなので、すぐに終わることはないかもしれないですが、商用利用は有償化するとか、明確でない記事もちらほらありました。
実際のところ、Adobe AIRは郵便局のはがきデザインキットくらいでしか見たことがなく、そのはがきデザインキットも2020年1月まででサービス終了するようです。
そうなるとAIRが表立って使われているものは殆どなくなってしまいます。
2021年以降は、やはりAIRも無くなる可能性が高くなってきましたね。使う人がいないのにサポートにお金かけても無駄ですからね。
Flashがサポート終了ということで、とりあえずAIR化して耐えるという選択もありますが、2021年以降雲行き怪しいので、できるだけ速くHTML化など新しいプラットフォームへの移行を進めたほうが良さそうです。
“はがきデザインキット”を調べると、ほとんどがAdobe AIRランタイムのインストールがうまく行かないとか、起動しないとかいったものなので、導入すると後々サポートに振り回されることになりそうです。
HTML5化がベストでしょうか。
印刷などデバイス制御がブラウザからだと限界あるんですよね。。
== ランキングに参加しています。ぜひクリックお願いします ==
Excelの列名をABC表記から123表記に変える Tomcatトップページではなく、別のページへ自動転送する