プロプログラマ

プログラマーを職業としてます。 Flex,Air,C#,Oracle,HTML+JSの言語ノウハウを中心に情報発信していきます

[Excel] 縦の基準線を追加する方法

売上グラフなどで、期の変わり目に縦線を追加したいと思った場合、図形で追加してもよいのですが、グラフ内容を変更したり、サイズを変更したりすると位置がずれてしまいます。

データとして設定しておくと、グラフの一部として描画されるのでデータ変更にも対応可能です。

※いろいろなやり方があるようですが、ここでは第2軸を使います。すでにグラフ内で第2軸を使用している場合は、このやり方だとうまくいきません。

12月に縦線を入れる例

■グラフの元データ

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

1,000

1,200

1,500

1,700

2,000

1,500

1,200

1,860

1,920

1,950

2,160

2,410


1. グラフの元データに行を追加します

12月に縦線を追加したいので、12月の列に1を入力します。

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

1,000

1,200

1,500

1,700

2,000

1,500

1,200

1,860

1,920

1,950

2,160

2,410

               

1

     

2. グラフ範囲に追加した行を加えます。

グラフを選択して、メニュー→グラフのデザイン→データの選択


グラフデータの範囲を修正します。


系列2が追加されます。 OKを押します。

3. 系列2のグラフ種類を変更します。

グラフ内のグラフ線を選択して、メニュー→グラフのデザイン→グラフ種類の変更して閉じる


4. 第2軸の設定を変更します。

グラフを選択して、メニュー→書式→一番左のドロップダウンから「第2軸縦(値)軸」を選択します。

その下にある選択対象の書式設定を選択します。


軸の書式設定を変更します。

  • 軸のオプション最大値を1.0に変更 (自動だと1.2がセットされ、縦線の上が短く表示されるため)
  • ラベルの位置をなしに変更


5. 降下線を追加します

グラフを選択して、メニュー→書式→一番左のドロップダウンから「系列2」を選択します。

選択された状態で、続けてメニュー→グラフのデザイン→グラフ要素を追加→線→降下線を選択します。


12月に縦線が表示されます。


6. 縦線の書式設定を行います

縦線を選択して、図形の書式設定で好きな線の色、種類に変更します。


7. 完成


12月以外にも1を設定すれば縦線を増やせます。


 

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